ロングテールでいこう!

8年のブランクを経てロングテールバイク乗りに復活する記録です。硬いな。

8年ぶりに復活!!

こんにちは!久しぶりです!!

 

久しぶりすぎですよね。

 

ロングテールでいこう!」と題したこのブログを認め始めたのが9年前。

 

当時僕は銀座でデザイン事務所をやっていました。

 

そう、過去形です。

 

その後鹿児島に移住し8年。もちろん仕事と共に自転車も全部持って行きましたとも。

 

しかし、鹿児島県では自転車には一切(と言ってもいいほど)乗らず、というか「乗れず(理由は後述)」で、持っていた自転車たちも一台また一台と手を離れて行き、最後には一台も自転車を所有していないというテイタラク

 

異郷の地で「こんにちは!チャリーモって言います!」と自己紹介したところで「こんにちは!ところで『チャリーモ』ってどんな意味なんですか?」と来ますので、事の経緯を最初っから話さなきゃならないこと数十回、いい加減チャリーモというハンドルネームを返上しようかしらと思い始めた矢先にどういうわけか京都に引っ越すことになりました。

 

大好きな京都に引っ越すタイミングで、活火山桜島から放出される灰まみれになるために乗れなくなった自転車の代わりの移動手段だった自転車と同じくらい大好きなマイカーを鹿児島に置いて来ざるを得ませんでした。

 

京都での駐車場の確保が出来ずにいたことと、駐車場の地代のコストパフォーマンスを計りかねたのがその理由です。

 

京都に移住した直後の主たる移動手段は電車、バスと言いたいところですが豈図らんや、レンタカーでした。

 

タイムズカーシェアという僕たちのような境遇の者に非常に適したシステムが京都のような都会には遍満しており、飛びつかない手はありませんでした。

 

しかし、一ヶ月のカーシェアのレンタル代金が4万円を超え始めた時くらいから「そろそろ別の移動手段を考えたほうがいいのでは?」と気づき始め、ほぼ同時に「自転車しかないっしょ!」とも思っていました。

 

タイムズカーシェアの名誉のために付け加えますと、この4万円というコストは決して高すぎるものではありませんでした。

 

ガソリン代や保険代はもちろんタイムズに限ってのパーキング代も入ってこのお値段なんです。まぁ、使用料をお伝えしていないので伝わりにくいですよね。

 

普通のレンタカーだったらこの2から3倍の料金を請求されても良いような見事な使い倒しぶりでしかもネット予約で歩いて3分のタイムズパーキングで無人受け渡しができるというほとんど「バーチャルマイカー」と言っても差し支えのないような夢のシステムなんです。

 

要するに我が家の家計とのバランスを考えずにウレション状態で使いまくった僕がいけなかったんです。

 

以上タイムズカーシェアの口頭弁論を終わります。

 

というわけで、

 

8年のブランクを経てチャリーモがようやく名実ともにチャリーモに戻る時が来たのです。(勝手に一人で盛り上がってるだけなんで、放って置いてくださいね)

 

まず手に入れたのはブリヂストンの電動アシストバイクでした。

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これね。

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これが実車

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前後の子供乗せを外してかごに付け替えました。(裏側からの撮影でごめんね)(実はわざと裏側から撮影してて、クランク後部のアシスト部の形状がモーターバイクの「ジェネレーターカバー」みたいでかっこいいなと思ったからなんですね)

 

電動アシストはさぞかし鈍った身体に優しかろうなぁと思いコイツを導入したんですが、いざ乗ってみるとそのポジションがまるでしっくり来ない。

 

そりゃそうです。ママチャリなんですから。

 

ちなみに「京都に移住して一番見るバイクは何か?」と訊かれれば、この「前後に子供を乗せられる小径ママチャリです」と答えます。

 

それくらい京都のヤングママさんはこのバイクを使い倒しています。

 

っていうか、鹿児島が極端に自転車文化が乏しかったせいでこのタイプを見かけなさすぎただけで、京都以外でも、というか鹿児島以外の全都市で流行っているんでしょうね。

 

実際便利ですもん。

 

というわけで、この便利なバイクはあっさりと嫁に譲って翌日コイツを買いました。

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台湾自転車メーカーの雄、ジャイアントのエスケープRXです。

 

まさか自分がジャイアントのバイクを買うようになるとは夢にも考えたことがなかったんですが、最新式の超量産バイクの乗り心地を確かめたいという崇高な志などではなく、バイクの価値を分かっていないリサイクルショップでゴミのような値段で売っていたコイツをとりあえず!とばかりに速攻で買ったというわけでした。

 

しかし、さすが超売れっ子のエスケープです。乗り心地はソツがなくなかなか良いんですね。(豆知識コーナー。鹿児島県では「焼酎」のことを「そつ」と言います)

 

「GIANT」のロゴがカラーリング的に目立たないことも良かったんですが、その軽さと乗り心地をなかなか気に入って乗っていました。

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「自転車というものはすべからく荷車であるべき」論者である僕はすかさずミノウラ製の「ガモーキングキャリア」を装着して荷運び実用スキルを上げることも忘れませんでした。

 

実績としては2×4の角材をホームセンターで二本買って来て、軽トラを借りずにこのバイクで運んだり、リサイクルショップで「取り置きが効きません」と言われ「この鬼!」と思いつつ「持って帰ります!」と意地になって買ったカラーボックスを二つ持って帰ることに成功したりしました。

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見よ!この勇姿を!!

 

「なーんだ。コレがあればロングテールバイクなんて要らないじゃん」と思わなかったといえば嘘になります。

 

でも、それこそロングテールバイクへの憧憬の裏返しと言わずして何と言いましょうか。

 

そうです。僕は再びロングテールバイクを手に入れることに心の舵を切り始めていたのです。(勝手に一人で盛り上がってるだけなんで、放って置いてくださいね)

 

モトクロスインターナショナルのホームページを読み漁り、エスケープにも装着できるキットがあることを発見しメールで問い合わせ、京都の自宅近くの取扱店「空井戸サイクル」さんを紹介してもらって、すぐに訪ねたりしていました。

 

そんな矢先、僕の天然の自転車好きの心を奪う自転車をひょんなきっかけで手に入れてしまいました。

 

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コイツです。リカンベント

 

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もちろんリカンベントにも容赦なく荷役を申付ける僕です。

 

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リカンベントだというのに、前かごだって装着することを厭わない僕をお許しください。

 

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軽トラと一緒で空荷だと暴れます。

 

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このガモーキングキャリアは優秀です。

 

とまぁロングテールバイクが欲しい気持ちとは裏腹に次々と違うバイクを買って遠回りをするのが僕チャリーモです。(勝手に一人で盛り上がってるだけなんで、放って置いてくださいね)

 

リカンベントをいじっているある日、ふと思い出しました。

 

「あれ?俺ロングテールバイクが欲しかったんじゃなかったっけ?」

 

でしたでした!

 

というわけで、エクストラサイクル社のロングテールバイクキットの自信作「LEAP」ではなく、昔乗っていて馴染みのある「フリーラディカル」にターゲットを定め、700cではなく26インチMTBのベース車両を物色する日々が始まったのです。(リカンベントに乗りながら)

 

でとうとう見つけたのがコイツ。

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ちょい古MTBながら由緒正しいというか古式ゆかしきというかのMADE IN USAのキャノンデールF300です。

 

京都に来てからというもの、自分が新車で買うとしたら絶対に選ばない黒いバイクばかりですね。

 

そうです。もちろん全部中古車です。

 

さてさて、いよいよロングテールバイク復活へのスタート地点に立ったわけです。

 

これからどんな風にこのバイクが仕上がりますか。お楽しみにしていてください!

(勝手に一人で盛り上がってるだけなんで、放って置いてくださいね)

 

では、また!

 

マレット作製

LTB MTGの記事の後半も書かずに、バイシクルポロの準備にばかりかまけています。笑

まずはハンドルまわりのアップを。
あのですね、片手ブレーキで練習していたのですが、フルブレーキはけっこうこわいですね。
お尻がズレるんですね。笑。両手で踏ん張るということは何気なく行なっていますが、かなり大事なことなんだと実感した次第です。左手の筋力を倍にしないと。(むりむり)


ヘッドは水道管を使わずに軽めのウッドにしました。
ちょっと使った感じでは、「耐久性、低っ」です。笑
それでも、毎日プレイしても一週間は持つでしょう。きっと。加工が水道管よりも数倍楽なので、良しとします。

いつできるかなぁ。。。プレイ

ブレーキの加工

ポロバイクのブレーキレバーを右手のみの操作でフロントリアともに制動させる改造をしました。

アルミ材ですが、けっこうゴツイものを使っているので変形はないかと思います。(今後実地検証)
完成画像。

こういう「専用の道具」というものは日常的なものではないのでけっこう違和感のあるビジュアルで好きです。
乗った感じは、「すべての自転車がこうあるべきじゃないの?」というくらい自然な制動。
今までのような握り方では少し利きすぎる感も否めませんが、これは慣れれば解消するでしょう。ポロ専用車と思っていましたが、案外街乗りにも使えそうです。

バイシクルポロ

バイクポロではないんだそうです。バイシクルポロ。
違いは、おしゃれかおしゃれじゃないか。うそです。笑
フリーかフィクスドか。で、オケー?

フリーなのでバイシクルポロ。で、オケー?

昨日、ロングテールバイクで世界初のバイシクルポロ公式戦(笑)が晴海公園(近くの空き地)で開催されました。

それがですね、予想をはるかに越えて、めちゃめちゃ楽しかったんです。

一回戦目はついつい参戦を拒んじゃったのでしたが、二回戦目で楽しくて、マレット(クラブ?ラケット?的なアレ)を手放さずにそのまま三回戦目も出ちゃいました。まるで、はじめは歌わないくせに一度歌ったが最後マイクを放さないカラオケあるあるみたいなヤツのような私でした。笑

ロングテールバイクでのポロはさすがに無理があったはずですが、やったことがないので全然アリのような気もするほど楽しかったのです。しかし、専用車両が欲しくなったのも事実。

で、先日娘にビーチクルーザーを買い与えたことで不要になったキャノンデールのフレームに白羽の矢が立ちました。

出来たのがコレ。

ハンドルは戦闘姿勢の都合上アップライトにしたかったので、上下の落差が激しいブロンプトンのハンドルバーを使用。サドルが薄いので、ROCKSHOXのサス入りのシートピラー。
とりあえず、その辺にあった部品で適当に組んでみました。

次はマレットの自作だな。スキーストック買わなきゃ。

ロングテールバイクミーティングのつづきは明日!

ロングテール ミーティング in トーキョー

まずはじめに、たのしかったー!
修二さん、岡本社長、Mr.ロス&Mr.ネイト(fromエクストラサイクル)、参加者の皆様、どうもありがとー!!
ゆっくりお話しできなかったかたがた、またあいましょう!!

と、気持を落ち着けたところで、ロングテールバイクの集会(族みたいね。笑)に行って来ました。

気張りすぎて集合場所の代々木公園の中央広場に到着したのは三番乗り。いらっしゃったのは三代目鳴木屋輪店さんと魔法使いの弟子さん。
「ホントにココでいいんですかね?」とこれからロングテールがあんなにも大挙するとは想像できない静けさのなかの自己紹介しあい。

徐々に集まってきました。変態どもが。笑
画像は私以外ではじめて見た自作バッグの乗り手。きてます!


ゆるゆるとした開会宣言。この時点でロスさんネイトさんはそれぞれのバイクを子細に観察し、デジカメに押さえ、乗り手にインタビューし、名前や連絡先の交換を済ませています。
そんなわけですから、時間的にはけっこう押していたはずなのですが、「ずっとこのままでいいんじゃないか?」という居心地の良いユルサ。笑


整列して集合写真を撮り終えていよいよ晴海までのライドに出発です。
画像のアップロードがうまくいかないので、後半は後ほど。

禁断領域

自転車マニアにはさまざまな禁断の領域がございます。
どんな禁断領域があるのかは各自ご自分の胸に手を当ててお考えくださいね。

知ってはいたものの「まだ自分はそこまで行っていない」という禁断領域がありました。

そうです。実用車です。
事務所が築地の近くにあるので、年季の入った実用車がママチャリなんかより大量に走っていたり駐輪していたりしているのを毎日眺めています。
別に触手も動きませんでした。(基本自転車好きですから、ぜんぜん動かないということもなかったですが)

たまたま近所のリサイクルショップをのぞいてみたところ、手ごろなお値段でコイツが売られていました。
七宝の銘板もないし風切りもないしBEサイズのタイヤでもないし、ということはまったく年代物ではない。しかも、後ろの泥よけには「横浜ASA」と白ペンキで手書き文字。そうです。朝日新聞で毎朝毎夕配達に従事されてきたマジ勤労実用車のようです。
けれど、実用車入門にはこれくらいがちょうどいいのかも、と購入してみました。
ロッドブレーキってよく見るけれど、実はよくわかっていないし、製造が終わったという話も聞くので。(よくわからない言い訳。笑)

「要整備」という訳ありでのディスカウントプライスだったのですが、持ち帰ってみるとほとんど空気を入れたくらいで普通に乗れます。

乗り味はロングテールバイク並みのゆったりテイスト。
ポジションは上半身上腕にはまったく力を入れなくて良いむかしのハーレーのようなスタイル。
ペダリングは母指球ではなくかかとで「踏む」感じ。まるでミシンをかける感じ。笑
そういえば、むかしの足踏みミシンに座っている感じににている。
いやいや、自転車の存在感も足踏みミシンぽい。漕ぐたびにチェーンケースの中でチェーンが何かに干渉する音もなんだか懐かしい。
「鉄っ」という感じ丸出しです。いーなー。これ

明日のMTGに乗っていきたいくらい気に入ったのですが、主旨がズレるので残念ながら却下です。あたりまえか。

つや消しオリーブに塗装して軍用っぽくカスタムするか、漆黒の機関車風(要するにノーマル)でいくか、妄想は膨らみますね。

禁断の領域

自転車マニアにはさまざまな禁断の領域がございます。
どんな禁断領域があるのかは各自ご自分の胸に手を当ててお考えくださいね。

知ってはいたものの「まだ自分はそこまで行っていない」という禁断領域がありました。

そうです。実用車です。
事務所が築地の近くにあるので、年季の入った実用車がママチャリなんかより大量に走っていたり駐輪していたりしているのを毎日眺めています。
別に触手も動きませんでした。(基本自転車好きですから、ぜんぜん動かないということもなかったですが)

たまたま近所のリサイクルショップをのぞいてみたところ、手ごろなお値段でコイツが売られていました。
七宝の銘板もないし風切りもないしBEサイズのタイヤでもないし、ということはまったく年代物ではない。
けれど、実用車入門にはこれくらいがちょうどいいのかも、と購入してみました。

「要整備」という訳ありでのディスカウントプライスだったのですが、持ち帰ってみるとほとんど空気を入れたくらいで普通に乗れます。

乗り味はロングテールバイク並みのゆったりテイスト。
ポジションは上半身上腕にはまったく力を入れなくて良いむかしのハーレーのようなスタイル。
ペダリングは母指球ではなくかかとで「踏む」感じのミシンをかける感じで。笑
そういえば、むかしの足踏みミシンに座っている感じににている。
いやいや、自転車の存在感も足踏みミシンぽい。
「鉄っ」という感じ丸出しです。いーなー。これ

明日のMTGに乗っていきたいくらい気に入ったのですが、主旨がズレるので残念ながら却下です。あたりまえか。

つや消しオリーブに塗装して軍用っぽくカスタムするか、漆黒の機関車風(要するにノーマル)でいくか、妄想は膨らみますね。